特徴
リニアバリアブルフィルター(LVF:Linear Variable Filter)はリニア可変フィルターとも呼ばれ、一枚の基板内に線形で連続的に変化するスペクトル特性を持つフィルターをコートします。フィルターに対して入射させる光の位置を変えることにより、連続的に透過スペクトルを変えることができます。
膜設計は目的のアプリケーションに合わせて設計することができ、バンドパスフィルタータイプだけでなくロングパスフィルターやショートパスフィルタータイプも製作することができます。
リニアバリアブルフィルターのサイズは任意に設定でき、長辺10mm以下で製作することもできます。リニアバリアブルフィルターは高密度な金属酸化膜を使用しますので高い耐久性を持ちます。
用途
カラーメーター、光測定、モノクロメータ、など
特性例
可視光域(380-780nm)で使用できるリニアバリアブルフィルターです。
近赤外域(900-1900nm)で使用できるリニアバリアブルフィルターです。