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NDフィルター

ギャラリー

赤外域用フィルター

特徴

NDフィルター(Neutral Density ニュートラル・デンシティー)は、入射光の光量を一定量減衰するフィルターで、カメラやセンサー感度の補正に使用されます。任意の波長帯において平坦な透過率スペクトルが得られます。紫外線から赤外線まで各波長帯域での製作が可能です。

NDフィルターは反射型と吸収型の2種類あります。反射型は誘電体多層膜をガラス基板にコーテイングしたものです。吸収型は光吸収特性を持った金属膜をガラス基板にコーテイングしたものです。入射光の基板表面反射を抑えた無反射型NDフィルターを作ることも可能です。

NDフィルターの特性は透過率または光学濃度(OD)で示されます。透過率(T%)とODの関係性については下記式の通りです。

  


 

用途

光源の減光, センサー感度補正, カメラなど

 

特性例


標準的な吸収型NDフィルターの特性です。可視光域の透過率が10%,30%,50%でフラットな特性です。