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コールドミラー・フィルター

ギャラリー

赤外域用フィルター

  

特徴

光源に含まれる熱となる波長を透過または反射させて除去する為のフィルターです。誘電体多層膜により耐熱性や耐候性に優れます。楕円鏡などリフレクター基板へのコーティングが可能です。

 

 

特性例

CF-A type
可視光線を85%以上透過し、波長1μm付近の光線を85%以上反射します。1μm付近に高い放射エネルギーを持つハロゲンランプやキセノンランプに対し、高い防熱効果が得られます。また、コンデンサーレンズに直接コーティングし、レンズとフィルターの機能を一体化することもできます。

CF-B type
可視光線(目に見える光の波長)を85%以上透過し、近赤外光線(物を温める波長)の780nmから2500nmの内、780nmから1000nmを85%以上反射して1000nm以降の近赤外光線を吸収するフィルターです。このフィルターは1μm付近に高い放射エネルギーを持つハロゲンランプやキセノンランプに対し、輻射熱による温度上昇を抑える防熱効果が得られます。




NIC-A
熱に対する耐久性を高めた熱線カットフィルターです。可視光線を85%以上透過するので、ハロゲンランプやキセノンランプの前にフィルターを置いても極端に照度が落ちる事はありません。また、コンデンサーレンズに直接コーティングし、レンズとフィルターの機能を一体化することもできます。




UV-IR cut fillter
可視光線を85%以上を透過し、紫外光線と近赤外光線を同時に高反射率を実現したフィルターです。近赤外光線に強いスペクトルを持つ光源の防熱効果と液晶素子に対して有害な紫外光線を遮断するために使用されます。


弊社では1000mm×1000mmのような大きな基板材料へも多層膜蒸着が可能です。