特徴
ハードコートのバンドパスフィルターはプラズマイオンプロセスを用いたコーティングにより優れた耐久性を有しています。
その特性は薄膜の界面で発生する反射光の干渉現象を利用し、特定の波長を任意に選択透過させる事ができます。
吸収型の色硝子、ゼラチン等のフィルターと比較して透過する帯域を狭く限定でき、急峻に透過帯と阻止帯を分離できますので、コントラストのきわめて明瞭な特性が得られます。阻止性能について、可視領域ではOD6以上対応が可能です。対応波長域は紫外線領域~赤外線領域まで対応可能です。
その他、ご希望のサイズ、透過率、阻止帯域等のご要望に対応致します。
用途
LiDAR、3Dセンシング、蛍光分析、ラマン分析、露光装置、医療、ガス分析、レーザー、光通信、
天体観測、各種センサーなど
特性例
半値1nm以下のナローバンドパスフィルターです。
可視光域の標準的なバンドパスフィルターです。
近赤外線域のバンドパスフィルターです。可視光全域を阻止するなど、阻止帯のカスタマイズも可能です。
中心波長の定義
バンドパスフィルターの中心波長(λ0)の定義については、下記2つのタイプに大別されます。
ソフトコートのバンドパスフィルターについては対象製品によってタイプが異なりますので、ご参考にして頂ければと思います。
ハードコートのバンドパスフィルターについてはお客様のご要求に合わせて設計します。
タイプ①
タイプ②