|
|
 |






 |
 |



液晶プロジェクターの代表的な構造は図のようになっています。ここでは液晶プロジェクターに用いられている各フィルター及びミラーの役割について説明いたします。
[ 1 ] UV-IRカットフィルター

液晶は熱源や紫外線に弱いので、ランプから放射されるそれらの余分な領域の光をカットします。

[ 2 ] 偏光変換素子

液晶パネルに入射する光は一方向の偏光成分しか用いられず、他方は使うことが出来ません。これを使用するために偏光変換素子が用いられます。偏光変換素子はPBS(偏光ビームスプリッタ)と1/2波長板から成り立っています。PBSで分離されたP波またはS波の一方を、1/2波長板を用い偏光方向を変換し、偏光成分をそろえます。 これによりランプから発せられる光を高効率で使用することが出来ます。

[ 3 ] 反射ミラー

液晶プロジェクターの構造上、複数の箇所で光路を90度変換させる必要があります。そのために反射ミラーが用いられます。現状ではAlコーティングの上に誘電体を数層蒸着した増反射ミラーが使われています。特に、P偏光を反射する場合、増反射処理が必要となります。
[ 4 ] 色分解ミラー(ダイクロイックミラー)

光を斜めに入射させて特定領域の光を反射し、それ以外の領域の光を透過させて分離します。図1において色分解フィルター(A)では白色光の内、青色と緑色の光を透過し赤色の光を反射、(B)では青色の光を透過し緑色の光を反射させ、最終的に3色に分解しています。


[ 5 ] クロスダイクロプリズム(色合成プリズム)

クロスダイクロプリズムは三角プリズムを4個用いそれぞれの直角面を接地させて作られています。接地面には各色(青、緑、赤)の液晶パネルに合わせ色反射膜(ダイクロイックミラー)が施されており、3種の光を合成して投射レンズに出力されます。
[ 4 ] [ 5 ] については『ダイクロイック・ミラー/フィルター』の項目もご覧下さい。

|


|